■お歳暮 ■お年賀 ■長寿祝い ■その他お祝い事
■伊勢海老がお祝い事に好まれるわけ ■近年の人気贈答品

伊勢海老を贈り物としてご購入をお考えの方へ、伊勢海老を贈るのに適したご贈答(還暦、お歳暮等)の時期やマナー等を豆知識を交えてご紹介します。
|お歳暮
昔はご先祖様やお正月の神様へ持参するお供え物でしたが、現在ではお世話になった方にご挨拶と感謝の気持ちを贈る物として定着しています。【誰に贈るの?】
目下から目上の方に贈るものとされています。ご結婚されている場合、両家のご両親や、親戚、仲人(最初の数年間だけという方もいるようです)。他は兄弟、職場の上司、会社の取引先等が一般的なようです。習い事の先生や恩師、友人に贈るという方もいます。
ですが、全ての人に贈るのが義務というわけでもありません。行事として贈るだけの事務作業ではお歳暮の趣旨から外れてしまいます。 ですので、その年にお世話になった方にだけ贈るという事も多くなってきています。
また、最近では会社内でのお歳暮などを禁止しているところもあるようです。周りの方のお話を伺ってどなたに贈るのかを決めるのも良いと思います。
この先付き合いはないかも知れないが、お世話になったというのであれば、お歳暮ではなくお礼という形で贈るのも相手方に気を遣わせないで済む方法です。
【時期】
贈る時期は近年では早まってきており、12月に入る少し前から贈る方も増えているようです。本来は12月の2週目あたりから20日までの1週間ほどの間となっていますが、今ははっきりとした時期の区切りがあるわけではないので、お仕事が落ち着いた頃など、相手の方のご都合に合わせて贈るのが一番だと思います。最近の傾向としては12月の初旬からクリスマス前までの間に届くようにしている方が多いように見受けられます。【マナー】

お返し:お返しの必要はないのですが、贈られた物と同程度の物を贈る事が多いようです。もしもお返しをしないのであれば、お礼状は必ず送りましょう。
【注意点】
贈り主、又は相手方が喪中で49日にかかるような時は、時期をずらし、目上の方には寒中御伺、そうでない場合は寒中御見舞などとして贈るのが無難です。時期を過ぎてしまった場合も、松の内の1月15日(地域によっては1月7日)までであれば御年賀。それ以降は寒中御伺、寒中御見舞として節分(立春)までに贈れば大丈夫です。
|お年賀
昨年お世話になったお礼と今年度もよろしくお願いしますという新年のご挨拶です。【誰に贈るの?】
お歳暮と同様お世話になった方に新年のご挨拶といっしょに贈ります。お歳暮で品物を贈られた方はお年賀では必要ありません。逆に、お歳暮の時期を逃してしまった場合などにはお年賀として贈る方もいます。【時期】

【マナー】
送る時:挨拶状を品物に同封するか、品物が届けられる日よりも早く着くように郵送で送るのがマナーです。お返し:お返しの必要はないのですが、贈られた物と同程度の物を贈る事が多いようです。本来持参するのものですから、その場合はおせち料理を振舞ったり、帰りにお土産を渡したりしてお返しの替わりとします。
【注意点】
贈り主、又は相手方が喪中で49日にかかるような時は、時期をずらし、目上の方には寒中御伺、そうでない場合は寒中御見舞などとして贈るのが無難です。時期を過ぎてしまった場合も、余寒御見舞として節分(立春)から2月下旬まで贈る事が出来ます。|長寿祝い
長寿の年齢に達したお祝いと、これから先も元気で長生きする事を願う大変おめでたい行事です。【誰に贈るの?】
長寿と言われる年齢に達した身内や友人、知人などに贈ります。【時期】
最初の長寿祝いは還暦と呼ばれる60歳(数えで61歳)の誕生日です。その後、緑寿、古希、喜寿、傘寿、米寿とどんどん続いていきます。
【マナー】
送る時:近年の長寿傾向から60歳では年寄り扱いしない事がマナーとなっています。お返し:祝宴を開いていない場合、家族へのお返しはしなくても良い事になっています。その他の方々へは、お赤飯や紅白の餅、菓子折りなどをお返しする事が多いようです。記念品として茶碗や風呂敷、趣味の手作り品なども人気があります。
【注意点】
祝い状には忌み言葉を使わないように注意しましょう。|伊勢海老がお祝い事に好まれるわけ
伊勢海老が縁起物として扱われるのには様々な理由があります。
長寿の象徴として。
・脱皮を繰り返す事から、
成長と新しく生まれ変わるという験担ぎ。
・鎧のような姿形から勇ましさの象徴。
・真っ赤な姿。
(日本では赤と白はおめでたい色とされている為)
・力強さと生命力から威勢が良くて華やか。
(お正月に華やかで威勢の良い年を願う。)
『吉事にはかかせない縁起物』もご覧下さい。
|近年の人気贈答品
届いた時に嬉しい物の中に日用品と答える人も少なくないようですが、それと同様に、ここ数年もらって嬉しい贈り物の上位にご当地物(地方の名産品)や生鮮海産物がランキングされています。『欲しいと思っても普段自分で購入する事の無い物だから』というのが理由にあがっています。伊勢海老等少し豪華な地方の名産品や食材は、そういった事からもらって嬉しい物の上位に入っているようです。

また、年末年始には遠戚や家族、友人が集まってお祝いするおめでたい時期ですから、豪華な食事の中に伊勢海老を取り入れるご家庭が多いというのも理由の一つではないかと思います。
家族が集まる席に元気のいい活きた伊勢海老が届けられれば、宴会も盛り上がりそうです。
【もらって嬉しい物】
もちろんここで当店の伊勢海老をおすすめしたいところですが、相手の方が喜ぶ物を贈るのが一番ですよね。考えるのは大変かも知れませんが、贈り物は相手に気持ちを贈る事でもあります。何が好きだったかなと大切な人の事を色々思い浮かべながら選ぶのが本来の姿です。ゆっくりと一人一人に贈る品を考えてみるのも悪くないのではないでしょうか。